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とくとくコーナー クイズに答えて素敵な賞品をもらおう!

2013年04月

『憲法に関するうんちく・クイズ』

GWも近づいてきました。5月3日は「憲法記念日」ですね。最近、憲法改正論議も盛んになっていますので、今回はちょっとまじめに憲法に関するうんちくクイズを。

問題:憲法に関する次の記述で、間違っているものはどれでしょうか。
1. 5月3日の「憲法記念日」は、日本国憲法の施行された日を記念する日だが、公布された日を記念する日が11月3日の「文化の日」である。
2. 法律が「国民が守るべきルール」であるとすれば、憲法は「国が守るべきルール」といってよい。
3. 日本国憲法は、GHQの作成した草案を翻訳したものだが、翻訳には約3ヵ月の期間を要した。
4. 聖徳太子の「十七条の憲法」は、国家の基本法というより、当時の「政治家や公務員」に対する道徳上の心得である。
5. 世界最古の成文憲法は、1788年に発効したアメリカ合衆国憲法である。


■賞品:下記の通り
■回答:番号でお答えください
■締め切り:2013年05月10日 (金)
■発表:メールマガジン2013年05月25日号にて。

※受付期間を過ぎたもの、必要事項がすべて記入されていないものは無効となります。
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クイズの答え

正解:3

● 解説
1. 日本国憲法は1946年(昭和21年)11月3日に公布され、1947年(昭和22年)5月3日に施行されました。
2. 「憲法は国家権力に対して制限を行い、国民の人権を保障する」ものであり、「法律は国家権力が国民に対して制限を掛ける」ものです。
3. 日本国憲法の草案は、法学博士であり陸軍准将でもあったGHQ民政局長コートニー・ホイットニーの指揮の下に作成され、1946年2月13日に日本政府(当時の外務大臣吉田茂と憲法担当国務大臣松本烝治)に手渡されました。日本政府はその草案に沿って憲法改正方針を決定、GHQ案の翻訳をもとにした日本政府案を3月4日午前10時にGHQ提出、夜を徹して協議に入り、翌3月5日の午後3時ころ、確定草案ができあがりました。GHQの草案の翻訳に要した正確な日数はわかりませんが、おそらく1週間ほどであったといわれています。
4. 十七条憲法は現在の憲法と違い、内容は官人の心得ともいうべきものです。最初の第一条と、最期の第十七条の内容は、「和」がなによりも大事だということを重ねて注意しています。「争うことをせず、とことん話し合っていけば物事はうまく運ぶ」ということです。言い換えれば、当時の日本の政治家たちに統一性がなかったことを示しています。
5. 世界最古の成文憲法は、1787年制定、1788年に発効したアメリカ合衆国憲法です。そのアメリカ合衆国憲法はこれまでに18回改正されています。日本国憲法は、成文憲法を保有する188ヵ国のうち、古い方から14番目ですが、これまでに一度も改正されていないため、改正されていない成文憲法のなかでは「世界最古の法典」となっています。
【 当選発表 】
H.Mさん コンピュータグラフィックス科 2011年卒業

賞品詳細

現在応募期間対象外です。