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とくとくコーナー クイズに答えて素敵な賞品をもらおう!

2017年07月

『達人の言葉シリーズ16』

『この言葉を語った「達人」は?』
スポーツの世界であれ、学問の世界であれ、はたまた経営の世界であれ、その道を極めた「達人」の言葉には、思わず「なるほど」と言わしめる含蓄があります。そうした言葉は、私たちの人生を導く羅針盤ともなります。落ち込んだ時、迷った時、誰かを励ましたい時…ぜひ、「達人」の言葉を思い起こしてください。

問題: 次の名言を語った人は1~3のどれでしょうか。

「ミスを犯した選手には明日がある。しかし、ミスを犯した指揮者には明日はない。」

1. 野村克也
2. 上田利治
3. 仰木 彬

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■賞品:下記の通り
■回答:番号でお答えください
■締め切り:2017年08月10日 (木)
■発表:メールマガジン2017年09月25日号にて。

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クイズの答え

正解… 2.上田利治

解説
 上田正治さんは、1937年徳島県生まれ。地元の海南高校時代から捕手として活躍し、関西大学野球部で村山実投手とバッテリーを組みます。関西六大学リーグで4回優勝するなど大きな成績を残したのち、59年広島カープに入団しますが、肩を壊し61年限りで現役を引退。翌62年、25歳のとき日本球界史上最年少で広島の2軍コーチに就任します。74年、阪急ブレーブス監督を辞任した西本幸雄氏の推薦により、37歳の若さで阪急の監督に就任。監督就任2年目の75年から日本シリーズ3連覇を含むリーグ4連覇を果たし、阪急の黄金時代を築き上げました。
 78年、4年連続日本一がかかったヤクルトスワローズとの日本シリーズ、3勝3敗で迎えた第7戦の6回裏、ヤクルトの大杉勝男選手の放った左翼ポール際の大飛球がホームランと判定されると、上田監督は「明らかなファウルだ」と猛抗議。判定の取り消しと、本塁打と判定した線審の交代を求めますが受け入れられず、激怒した上田監督は選手をグラウンドから引き上げて抗議を続け、この抗議による中断はシリーズ史上最長の1時間19分にも及びました。結局、この試合0-4で敗戦、日本シリーズ4連覇はなりませんでした。シリーズ終了後、この日本シリーズでの混乱の責任を取るため辞任します。
 その後、オリックス・ブレーブス、日本ハムファイターズなどで監督を務め、監督在任20年間中、リーグ優勝5回、日本一3回、Aクラス14回Bクラス6回という成績を残し、名将と称されました。2003年野球殿堂入り。今年7月1日、肺炎のため80歳の生涯を閉じました。

 上田正治さんは読書家としても知られ、遠征で東京に来ると必ず神田の古本屋に寄って大量に本を購入したと言われています。その上田さんの名言です。

「選手と監督のあいだは信頼関係でしか結ばれない。世間では人間関係は相手を知ることからはじまると言うが、むしろ自分自身を裸にして良く知ってもらうことが先決ではないだろうか。」

「欲望の強い人間ほど個性的で扱いにくいが、そうした選手ほど大きく育つ。監督にとって素直な選手は、むしろいざというとき不安で使いにくい。」
【 当選発表 】
W.Sさん(コンピュータミュージック科 2010年卒業)

賞品詳細

現在応募期間対象外です。