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とくとくコーナー クイズに答えて素敵な賞品をもらおう!

2011年02月

『ひな祭り』に関するうんちくクイズ

最近では、女性でもひな祭りに関する知識が乏しくなっているようです。この機会に知識を増やしましょう。
次の記述のうち、間違いはどれでしょうか。
1. 男雛と女雛の並び方は、関東(関東雛)と関西(京都雛)では逆である
2. 3月3日を“桃の節句”とも呼ぶのは、ちょうど桃の花の咲くころだからである
3. 雛人形の由来は、自分の厄や穢れを人形に託して川に流す「流し雛」なので、雛人形は人に譲るものではないといわれている
4. ひな飾りのひとつ、菱餅の色は、下から白、緑、桃色である
5. ひな祭りの風習は平安時代からだが、庶民の間に広まったのは明治になってからである』


■賞品:東京ディズニーランド 1dayパスポートペアチケット 1組
■回答:番号でお答えください
■締め切り:2011年03月05日 (土)
■発表:メールマガジン2011年03月25日号にて。

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クイズの答え

正解:5 庶民の間に広まったのは江戸時代の元禄の頃といわれています。

■ひな祭りに関するうんちく
●日本の暦では、昔から季節の節目になる日を5つ定め、5節句(人日、上巳、端午、七夕、重陽)と呼んでいます。その1つ旧暦の3月3日を「上巳の節句」といい、別名桃の節句と呼ばれます。これは旧暦の3月3日は現在の4月にあたり、ちょうど桃の花が咲く頃だからです。

●ひな人形の由来は、平安時代にさかのぼります。当時の貴族の女性たちの間で「ひいな遊び」と呼ばれる人形遊びが流行、それに厄払いの文化が組み合わさって、人形に穢れや厄を移し、子どもたちの無病息災を願ったというのが、事の起こりです。

●当時の人形は「立ち雛」で、今のように「座り雛」になったのは室町時代から。桃の節句にひな人形を飾り、華やかな女性の祭りになったのは江戸時代からと言われています。
 この座り雛、もともとは男雛が左(向かって右)、女雛が右(向かって左)に並べられていました。というのは、中国の影響を受けていた日本は、古来から中国と同様、左が上位とされていたからです。そのため明治時代まで天皇は左、皇后は右に立ちました。ところが明治以降西洋化し、大正天皇の即位式のとき、西洋式にならい、大正天皇は右に立ちました。それ以降、皇室では常に天皇が右、皇后が左となりました。それを真似て、関東では男雛を右、女雛を左に配置するようになりましたが、京都などでは、いまだに古来の方法で並べている家庭が少なくありません。

●ひな人形の由来から明らかなように、もともと穢れや厄を人形に移すわけですから、本来は他の人に人形を譲るべきではない、と言われています。

●菱餅の色は、一般的に下から白、緑、桃色ですが、この由来には白…清浄、緑…長寿、桃色…魔除け という説や、白い雪をかぶった大地から緑が萌え出で、そこに桃の花びらが散るという季節の移り変わりを表している、などいくつか説があります。もっとも、白い雪が溶けると緑の大地が現れる、ということで、下から緑、白、桃色の順序にしている菱餅もあります。
【 当選発表 】
K・Sさん(情報処理科1989年卒業)
現在応募期間対象外です。