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人に好かれる言葉選び

2025年04月

「ハラスメントにならないために:こんな時どう言う?」2

■新シリーズ・「ハラスメントにならないために:こんな時どう言う?」
今やすっかりお馴染みとなった「ハラスメント」。職場では、「ちょっと叱ったらパワハラと言われた」とか「髪型や服装を褒めただけでセクハラと言われた」と嘆く管理職の方も少なくありません。また逆に部下が上司に対してハラスメントする「逆ハラ」も存在します。そこで、どういう言葉や言い方がハラスメントになるのか、どうすればトラブルにならない言い方ができるか、具体例を挙げながら考えていきます。
※参考文献『ハラスメント言いかえ事典』(山藤祐子監修・朝日新聞出版)

ケーススタディ(2)やる気のなさそうな態度で仕事をしている部下を叱咤激励したいとき
営業成績を上げなくてはいけない大事な時に、一人の部下がなんとなくやる気がなさそうにしているので、次のように言いました。

「お前やる気があるのか? やる気がないんなら辞めてもらってもいいんだぞ」


●どこがハラスメントに当たるか:部下にやる気がないように見えるのは、あくまでも上司の主観にすぎません。仕事への意気込みが失せていると決めつけて、雇用を脅かすような言葉をかけるのは不適切でパワハラに当たります。

トラブルを回避する言い方:「⚪︎⚪︎くん、仕事に集中できていないようだけど…。何か心配事でもあるの?」

やる気があるかないかは、本人にしかわからないことですが、仕事に集中できていないように見えるなら、まず親切にそのことを告げます。「何か心配事でもあるの?」と問いかけて相手が話すかどうかはわかりませんが、相手のことを気にかけているということが伝わるようにすることは大切です。