とくとくコーナー　クイズに答えて素敵な賞品をもらおう！

問題: 先ごろ90歳で亡くなった俳優のショーン・コネリーさんの語った言葉はどれでしょうか？

1. 夢を持つだけでは、現実は何一つ変わらない。夢は行動に結びつかなければならない。

2. 歳をとることを楽しむことはできる。リラックスして楽しめばね。

3. つねに真実を話さなければならない。なぜなら真実を話せば、あとは相手の問題になる。

■賞品：下記のとおり
■回答：番号でお答えくだい
■締め切り：2020年12月16日 (水)
■発表：メールマガジン2021年01月05日号にて。

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正解… 3.
1. はロバート・レッドフォード 　2. はクリント・イーストウッド

解説
　ショーン・コネリー（Sir Thomas Sean Connery）さんは、1930年8月25日、英国のスコットランド、エジンバラで生まれました。家は貧しく、義務教育終了後、牛乳配達をはじめトラック運転手、美術モデル、ライフガードなど職業を転々としましたが、仕事の傍ら、ボディビルジムに通うほか、サッカーチームにも所属していました。俳優になったのは、1953年のミスター・ユニバース・コンテストの重量挙げ部門で3位に入賞した際、出場者の一人に勧められたことがきっかけだそうです。1957年公開の『地獄特急』で映画デビュー。
　コネリーさんを一躍有名にしたのは、何と言っても1962年の『007 ドクター・ノオ』で初代ジェームズ・ボンドを演じたこと。当初の予想をはるかに超える大ヒットで、以後、シリーズとして『007 ロシアより愛をこめて』『007 ゴールドフィンガー』『007 サンダーボール作戦』『007は二度死ぬ』と続けて出演します。5作目の『007は二度死ぬ』は日本が舞台で、ボンドガールに浜美枝、ボンドカーにトヨタスポーツ2000GTが選ばれたこともあり、日本でも007ファンが急激に増えたと言われています。
　コネリーさんは、『007は二度死ぬ』を最後にジェームズ・ボンド役を降りることを表明していましたが、映画会社ユナイテッド・アーティスツが破格の条件を出してオファー、1971年に『007 ダイヤモンドは永遠に』でボンド役に復帰します。1983年全く別会社のワーナーがボンド映画を製作、『ネバーセイ・ネバーアゲイン』でボンド役を演じ、結局7作でボンド役を務めました。
　コネリーさんはスコットランド人としての矜持が強く、その独特のアクセントを矯正することを拒否していたため、ボンド役を引き受けるときも、アクセントを矯正しないことを絶対条件としました。その結果、ジェームズ・ボンドはスコットランド出身という設定になっています。他の作品でも、例えば『風とライオン』などでも主人公のライズリーをスコットランド出身にしました。2000年に英国女王エリザベス2世からナイトの称号が与えられましたが、授与式にはスコットランドの民族衣装キルトで出席しました。
　2006年アメリカ映画協会の生涯功労賞を受賞したのを機に、俳優業の引退を表明。それ以降も『インディージョーンズ/クリスタル・スカルの王国』やダニエル・クレイグの『007 スカイフォール』などで出演のオファーがありましたが、固辞しています。2020年10月31日から11月1日にかけて、バハマの自宅で90年の生涯を閉じました。