日本電子専門学校同窓会 > 人に好かれる言葉選び
人に好かれる言葉選び
2017年10月
新シリーズ「モノは言い方」講座(9)
同じことを伝えるにも、言い方ひとつで、相手に与える印象が変わります。この講座では、どんな言い方をすれば、相手の琴線に触れ、心を動かすかを考えます。
問題:次のシチュエーションでのあなたの発言を、相手がより温かい気持ちになるような言い方に替えてください。
【シチュエーション1】上司のAさんに協力してもらって取り組んだ仕事がよい評価を得た。
あなた「ありがとうございました。助かりました」
【シチュエーション2】長時間の会議から帰ってきた上司をいたわりたい。
あなた「長時間の会議、お疲れさまでした」
《解答例》
1. 「ありがとうございました。これもAさんのおかげです」
2. 「長時間の会議、お疲れになりましたでしょう」
解説:
1.仕事などで成果を上げた時、協力してくれた人への感謝の言葉は、ただ「ありがとうございます」や「助かりました」ではなく、相手の協力があればこそ、というニュアンスを伝えると、より深い感謝の気持ちを伝えられます。
2.「お疲れさまでした」は定番のフレーズなので、いたわりの気持ちを伝えるには、少しもの足りませんし、相手も「ありがとう」くらいの答えで会話が終わってしまいます。「お疲れになりましたでしょう」と半ば疑問形にすると、相手は「いや、そうでもないよ」とか「いやあ、本当に疲れたよ」と答えることになるので、「部長はタフですね」とか「2時間ですものね。紛糾したんですか」など、その後の会話につながります。
- 次へ>>
- 134
- 133
- 132
- 131
- 130
- 129
- 128
- 127
- 126
- 125
- 124
- 123
- 122
- 121
- 120
- 119
- 118
- 117
- 116
- 115
- 114
- 113
- 112
- 111
- 110
- 109
- 108
- 107
- 106
- 105
- 104
- 103
- 102
- 101
- 100
- 99
- 98
- 97
- 96
- 95
- 94
- 93
- 92
- 91
- 90
- 89
- 88
- 87
- 86
- 85
- 84
- 83
- 82
- 81
- 80
- 79
- 78
- 77
- 76
- 75
- 74
- 73
- 72
- 71
- 70
- 69
- 68
- 67
- 66
- 65
- 64
- 63
- 62
- 61
- 60
- 59
- 58
- 57
- 56
- 55
- 54
- 53
- 52
- 51
- 50
- 49
- 48
- 47
- 46
- 45
- 44
- 43
- 42
- 41
- 40
- 39
- 38
- 37
- 36
- 35
- 34
- 33
- 32
- 31
- 30
- 29
- 28
- 27
- 26
- 25
- 24
- 23
- 22
- 21
- 20
- 19
- 18
- 17
- 16
- 15
- 14
- 13
- 12
- 11
- 10
- 9
- 8
- 7
- 6
- 5
- 4
- 3
- 2
- 1
- <<前へ