日本電子専門学校同窓会 > 病気にならない食事術

病気にならない食事術

2017年06月

新シリーズ「モノは言い方」講座(6)

同じことを伝えるにも、言い方ひとつで、相手によい印象ややる気を与えたり、逆にやる気を損なったり不快感を与えたりするものです。この講座では、どんな言い方をすれば、相手の琴線に触れ、好感を持ってくれるかを考えます。

問題:次のシチュエーションでのあなたの発言を、相手に好印象を与える言い方に替えてください。

【シチュエーション1】
会社の同僚から「今年の夏休みはどんな予定? どこか行くの?」と尋ねられた。
あなた「いやー、別に。お金もないし、どこ行っても混んでるし。」

【シチュエーション2】
部下と飲んでいる時、「そういえば、課長のお子さん、少し前にかぜをこじらせて肺炎になったと聞きましたが、その後具合はどうですか?」と尋ねられた。
あなた「ああ、いまは元気になったけど、あの時は大騒ぎになってね、結核じゃないかとか喘息じゃないかとか、…(延々と続く)」

《解答例》
1. 「いやー、お金もないし、とくに考えていないんだけど。そういう君はどうなの? 去年は◯◯に行ったようだけど。」

2. 「ああ、おかげでいまは元気になったよ。入院もしないで済んだし。君の家族はどうなの? みんな元気でやってる?」

解説: どちらも相手からの質問に対しての答えですが、(1)は、そっけない答え方で、その後の会話を拒否するような答え方になっています。(2)は逆に一方的に話し続けて、相手を無視しています。相手はなぜこうした質問をしてきたのかを考えましょう。純粋にこちらに関心があって聞く場合もありますが、「相手が振ってくる話題は、相手が振ってほしい話題」であることが多い、ということを覚えておく必要があります。それで解答例のように、質問の答えは簡潔にし、同じ話題を相手に返すと、相手は喜んで話してくれるかもしれません。