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人に好かれる言葉選び

2019年06月

シリーズ・100歳まで健康!!「病気にならない食事術」

このシリーズでは、最新医学に基づいた「新しい常識と体にいい食事術」をクイズ形式でご紹介していきます。今回の情報源は満尾 正著『世界の最新医学が証明した 長生きする食事』(アチーブメント出版 2018年刊)。著者は米国先端医療学会理事で日本初の米国アンチエイジング学会認定医・医学博士です。

問題: 次の食事のうち、動脈硬化を抑える効果が最も高いのはどれでしょうか。

1. カツオのたたき、アボカドのサラダ、ほうれん草のおひたし
2. レバニラ炒め、ポテトサラダ、きんぴらごぼう
3. 牛肉のステーキ、人参サラダ、玉ねぎのマリネ




《正解》1
解説:動脈硬化、つまり血管を硬くする要因として最近指摘されるようになったのが、血中の「ホモシスティン」値です。ホモシスティンはたんぱく質の代謝過程で生じるアミノ酸の一種ですが、体の大敵で悪玉アミノ酸と呼ばれています。血中のホモシスティン値が上昇すると動脈硬化を引き起こし、心筋梗塞や脳卒中を招きます。
この血中のホモシスティン値の上昇を防ぐには、日常的にビタミンB群とりわけビタミンB6、B12と、葉酸を豊富に摂ること。ビタミンB6は、にんにく、アボカド、鮭、カツオ、鳥レバーなどに多く含まれ、ビタミンB12は、あさり、しじみ、牡蠣、秋刀魚などに多く含まれています。また葉酸は、ほうれん草、モロヘイヤ、ブロッコリーに多く含まれています。