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病気にならない食事術

2019年04月

シリーズ・100歳まで健康!!「病気にならない食事術」

このシリーズでは、最新医学に基づいた「新しい常識と体にいい食事術」をクイズ形式でご紹介していきます。今回の情報源は満尾 正著『世界の最新医学が証明した 長生きする食事』(アチーブメント出版 2018年刊)。著者は米国先端医療学会理事で日本初の米国アンチエイジング学会認定医・医学博士です。

問題: 次の食事のうち、骨を丈夫にする効果が最も高いのはどれでしょうか。

1. 里芋の煮物と焼き鮭、豆腐の味噌汁、納豆
2. クリームシチュー、野菜サラダ、ハンバーグ
3. ハムとソーセージ、オムレツ、マカロニサラダ


《正解》1
解説: 骨をつくるために欠かせない主な栄養素は、①カルシウム(骨の材料)②ビタミンD(カルシウムの腸管からの吸収を助ける)③ビタミンK(体内に取り込んだカルシウムの骨沈着の際に必要)の3つ。カルシウムは腸管からの吸収率があまりよくないため、ビタミンDとビタミンKを併せて摂ることが健康的な骨づくりの秘訣です。豆腐や味噌など大豆製品はカルシウムを多く含み、ビタミンDは鮭やサンマに多く含まれ、またビタミンKは納豆菌がつくり出してくれます。里芋に豊富に含まれる「DHEA」は、若返りホルモンとも言われ、骨を作る細胞を活性化し、骨を破壊しようとする細胞の働きを抑えます。
 反対に、骨をダメにする食品は、牛乳や加工食品。牛乳はカルシウムを多く含んでいますが、牛乳に含まれる脂肪酸とリンは、カルシウムを溶けにくくし、せっかく飲んでも吸収されません。さらにリンは摂りすぎると、血中リンイオン濃度が高くなり、その分だけ血中のカルシウムイオン濃度が低下し、骨や歯からカルシウムを奪う働きをします。ハムやソーセージなどの加工食品もリンの宝庫ですので避けるのが無難です。