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人に好かれる言葉選び

2020年11月

シリーズ・100歳まで健康!!「病気にならない食事術」

このシリーズでは、最新医学に基づいた「新しい常識と体にいい食事術」をクイズ形式でご紹介していきます。今回の情報源は青木厚著『「空腹こそ最強のクスリ」』(アスコム 2019年刊)。著者は、生活習慣病専門医で糖尿病患者の治療に本書の食事術を取り入れ、インスリン離脱や薬を使わない治療に成功している医学博士です。

問題: 生活習慣病を防ぎ、アンチエイジングに効果があると注目されている『8時間食事術』は、1日のすべての食事を8時間以内に摂るという方法ですが、次の3つのうち、どのスタイルが最も健康的でアンチエイジングに効果的でしょうか?

1. 午前10時に朝食を摂り、午後1時ごろ軽食やおやつ、夕方6時に夕食を摂る 
2. 朝食を抜いて、昼12時に昼食を摂り、午後3時ごろにおやつ、午後8時に夕食を摂る。
3. 夜型人間なので、朝食・昼食を抜いて、午後10時に夕食を摂り、午前2時に夜食を摂る。
 




《正解》1
『8時間食事術』は、1日のうち8時間(連続した)は食べて良い時間帯で、この8時間の間なら、好きなタイミングで基本的には何を食べても良いという食事法です。逆に言えば残りの16時間は食事をしないことで、オートファジーを機能させて、全身の細胞を活性化させるわけです。ですから、上記のスタイルは3つとも、この理論にかなっていますが、1のスタイルは、人間がもともと持っている概日リズム、いわゆる体内時計にも即しているので、体への負担が少ないだけでなく、空腹の時間に睡眠時間を組み込むことができるので、無理なく実行できるというメリットがあります。ただ、サラリーマンなど働き世代の方の場合、食事の時間帯に無理があるので、2の方法が現実的でしょう。