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病気にならない食事術

2016年04月

「美しい日本語・美しい表現」講座13

問題:次の「大和言葉」の意味は、それぞれ(1)~3)のどれでしょうか。

  A. むべなるかな
   (1)もっともなことだ 
   (2)とんでもないことだ
   (3)喜ばしいことだ

  B.たまさかに
   (1)ごくまれに
   (2)もしかして
   (3)暇に飽かせて

《正解》 
A. (1):「むべなるかな」は、「なるほど、もっともなことだ」という意味です。語源には諸説ありますが、日経新聞(2003年12月3日)に掲載された記事によると、「むべ」は、アケビに似た実がなる蔓性(つるせい)の植物の名前。その昔、天智天皇が近江八幡に行幸した際に、ある元気な老夫婦に出会い、長寿の秘訣を尋ねると、老夫婦はこの地でとれる「むべ」の果実を食するからだと答えたとか。天智天皇はそれを賞味し、得心して「むべなるかな」と語りました。以来、「むべ」の実は近江の国から毎年朝廷に献上されたということです。

01
「むべ」の実

B. (2):「たまさか」とは、「偶然」のことですが、あることが偶然起きることへの期待や不安が含まれた言葉ですので、「もしかして」「ひょっとすると」という意味で使われます。
 「本社に行けば、たまさかに鈴木部長のお顔を拝見できるかと、月に一度の出張が楽しみでした」といった使い方をします。