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人に好かれる言葉選び

2019年11月

シリーズ・100歳まで健康!!「病気にならない食事術」

このシリーズでは、最新医学に基づいた「新しい常識と体にいい食事術」をクイズ形式でご紹介していきます。今回の情報源は藤田紘一郎著『体がよみがえる「長寿食」』(三笠書房2018年刊)。著者は医学博士で東京医科歯科大学名誉教授です。

問題: 長寿に良いとされ、脳卒中や心筋梗塞、認知症の発症リスクも抑える効果があると言われる「葉酸」を、最も多く含む食品は、次のうちどれでしょうか。

1. 鶏レバー
2. 牛ハラミ
3. 豚ロース




《正解》1.
解説: 人の老化に深く関与しているのは、染色体の一部であるテロメアと呼ばれる部分であることが近年の研究で明らかになっています。このテロメアは、細胞分裂のたびに短くなり、その結果、老化が進みます。葉酸は、このテロメアの短縮スピードを抑える働きをします。葉酸は、動物性食品ではレバーに多く含まれますが、レバーに含まれる葉酸の量は、1位鶏レバー、2位牛レバー、3位豚レバーの順です。葉酸の摂取推奨量は、成人の場合1日240μgですが、鶏レバーは1切れ40gに、推奨量の倍以上の520μgも含まれています。