とくとくコーナー　クイズに答えて素敵な賞品をもらおう！

問題: 10月に74歳で亡くなったシンガーソング・ライター谷村新司さんの語った言葉はどれでしょうか？

1. いつまでも、好き嫌いだけで人間関係を考えていては、幅の広い柔軟な感性は養えない。

2. 喜びも悲しみも立ち止まりはしない。めぐりめぐって行くのさ。

3. 向かい風だからこそ、飛行機も凧も高く上がっていける。

■賞品：下記のとおり
■回答：番号でお答えください
■締め切り：2023年12月10日 (日)
■発表：メールマガジン2023年12月25日号にて。

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正解…3
1.は山本コータロー　2.は河島英五
解説: 谷村新司さんは、1948年12月11日大阪府河内長野市で生まれました。少年時代は肥満体型で、「ブタ」と渾名され傷ついたとか。音楽に興味があった訳ではないけれど、『渡り鳥シリーズ』でギターを弾く小林旭の姿を見て「女にモテたい一心で」（本人談）ギターを練習。やがてバンド活動を始め、高校時代に結成した『ロック・キャンディーズ』は、神戸・大阪地区で大変な人気グループとなりました。
　1971年12月25日、谷村新司、堀内孝雄の2名でアリス結成。翌72年3月5日、シングル『走っておいで恋人よ』でデビュー。同年5月5日、ドラマーの矢沢透が合流します。当初はヒット曲もありませんでしたが、年間300ステージをこなすなど地道なライブ活動を続け、『今はもうだれも』のヒットを契機に、『冬の稲妻』『涙の誓い』『ジョニーの子守唄』『チャンピオン』『狂った果実』等のヒット曲を連発。78年には日本人アーティストとして初めて日本武道館3日間公演を成功させるなど、一時代を築きました。
　その頃からアリスの活動とは別にソロ活動も開始。山口百恵の『いい日旅立ち』など他の歌手への楽曲提供も精力的に行うようになります。1981年11月にアリスの活動を停止、本格的なソロ活動に入ります。1988年にはロンドン交響楽団と共演した大作アルバム『獅子と薔薇』を発表。1989年には国立パリ・オペラ・オーケストラと共演）、1990年にはウィーン交響楽団プロジェクトと共演し、それぞれアルバムをリリース。
　長い間休止していたアリスは2000年末の『NHK紅白歌合戦』から活動を再開。翌2001年は、14年ぶりニュー・アルバム『ALICE 0001』のリリース、全国ツアーと活躍。『NHK紅白歌合戦』にはアリスとして３回、ソロとして16回出場しています。その独特の風貌と謳い方は、ものまねタレントの格好のネタになり、コロッケや清水アキラ、山口智充などからよくモノマネされました。
　2013年毎日芸術賞、芸術選奨文部科学大臣賞、2015年には紫綬褒章を受賞しています。2023年3月に急性腸炎で手術しましたが、10月8日、74歳の生涯を閉じました。

●谷村新司さんのその他の名言。
「夢は夢だと思った瞬間に夢になるもの。「夢は夢にあらず」というのが僕の人生哲学です。」
「過去はええのよ。人間にあるのは「今」だけ。」
「もし自分の人生を変えたいと思っているのなら、過去の道のりに執着しないことです。」
「捨てる勇気を持つ。そうやって吐き出すことで、新しい可能性が入ってくる。本当に大切なこともわかってくるんです。」
「外からの評価は気にしない。それは僕がすることじゃないから。まわりが判断することだから。僕自身が「これだ」と思えるものをひたすら出すだけ。それこそが大事なんです。」