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人に好かれる言葉選び

2022年11月

シリーズ・こんな仕事があったんだ!!

このシリーズでは、最近話題になっている「ニッチでユニークな仕事」をクイズ形式でご紹介していきます。目の付け所のヒントになったり、あまり知られていないけど、社会的に意義のある仕事ってたくさんあることに気づくでしょう。

第6回:レゴ・ビルダー
問題: 子供から大人まで楽しめる教育玩具のレゴ・ブロックで作品を作ったり、ワークショップを開催して子供たちを教えることを職業としているのが、レゴ・ビルダーです。レゴが好きな人にとっては夢のような職業ですが、「レゴ」という商標を使用できるのは、レゴ社から正式に認定され人のみ。では現在、日本人でレゴ社から正式認定されたプロビルダーは何人いるでしょうか。

1. 33人
2. 14人
3. 2人


《正解》3
解説: レゴの商標を使用するプロのレゴ職人として生計を立てるには、2つの方法があります。1つは、レゴ社が数年に1度開催する「レゴ・マスターモデル・ビルダー」コンテストで優勝し、世界20数カ所にある『レゴランド・ディスカバリー・センター』に社員として雇用されるレゴ職人になること。現在日本で「レゴ・マスターモデル・ビルダー」の称号を持っているのは、中山かんなさんという女性ただ一人で、中山さんは『レゴランド・ディスカバリー・センター大阪』に勤務しています。2つ目の方法は、様々な場で発表した自分のレゴ作品をレゴ社に自己申告し、高く評価された人が『レゴ認定プロビルダー』の正式認定を受けます。非常に狭き門で『レゴ認定プロビルダー』は世界でも20数名しかいません。日本では2011年7月に認定を受けた三井淳平さんただ1人です(2022年5月現在)。
『レゴ認定プロビルダー』は「レゴ・マスターモデル・ビルダー」と異なり、フリーで企業からの制作を依頼されたり、国際的なイベントなどで主催者から巨大なオブジェの制作依頼を受けられることです。そうした報酬以外にも、『レゴ認定プロビルダー』はアーティストとして認められているので、作品そのものに数百万円という値がついたりします。