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人に好かれる言葉選び

2022年12月

シリーズ・こんな仕事があったんだ!!

このシリーズでは、最近話題になっている「ニッチでユニークな仕事」をクイズ形式でご紹介していきます。目の付け所のヒントになったり、あまり知られていないけど、社会的に意義のある仕事ってたくさんあることに気づくでしょう。

第7回: データサイエンティスト
問題:企業が様々な意思決定をする際、膨大なビッグデータを解析してビジネス課題に最適な解答を出し企業をサポートする「データサイエンティスト」の需要が年々高まっています。企業に所属した場合の平均年収も東京都の場合で745万円(2022年10月求人統計データ)、優秀なフリーランスの多くは年収1千万を超えています。この需要の高まりを受けて、一般社団法人データサイエンティスト協会が2021年4月より民間資格『データサイエンティスト検定』制度を設けています。では、この検定試験を受けるのに必要な資格は何でしょうか。

1. 基本情報処理技術者試験
2. 統計検定2級
3. 受験資格はなし




《正解》3
解説: データサイエンティスト協会によると、データサイエンティストとは「データサイエンス力、データエンジニアリング力をベースにデータから価値を創出し、ビジネス課題に答えを出すプロフェッショナル」と定義されています。統計解析やITのスキルはもちろんですが、ビジネスや市場トレンドなど幅広い知識が求められます。この「データサイエンティスト」になるのに必須の資格はありませんが、データサイエンティストとして採用されるには、基本情報処理技術者試験はもちろん、その上の応用情報処理技術者試験やオラクルマスターは取得しておきたい資格。さらにデータスペシャリスト試験、統計検定1級、G検定を取得していればかなり有利と言えます。
『データサイエンティスト検定』は、第一回試験が2021年9月と新しい資格試験のため、取得メリットはまだ判断できませんが、これまでの国内データサイエンス関連資格の中で最も難易度が高いと言われていますので、今後は採用側も注目する資格となるでしょう。